「フィギュアスケート」としてニュースで見られるものも、みなさんがイメージされるのも、全日本選手権や世界選手権などの、「フィギュアスケートの競技会」がほとんどでしょうか。
そのほかにフィギュアスケートの演技を実際に見られるものに「アイスショー」があります。
アイスショーってどんなもの?チケットの値段は?
「ディズニー・オン・アイス」は氷上で展開されるミュージカルですが、代表的なアイスショーは、アマチュア選手やプロ選手がエキシビションプログラムを滑る形式がほとんどです。
テレビで見ているあの選手を実際にリンクで見てみたい!と思うときにおすすめなのが、このアイスショーなんです。
アイスショーは競技会に比べると、チケットが取りやすい。
日本は世界有数のフィギュアスケート強豪国。全日本選手権やNHK杯などの競技会のチケットはとても入手困難です。
私も、あらゆるプレイガイドの最速先行、先行と入れまくっても、すべてハズレ…という経験は数知れず。
いち早く、アマチュア選手の新シーズンプログラムを見ることもできます。どの選手がどのアイスショーや競技会で新プログラムがを披露するか、わかるようになると、シーズンの楽しみが増えますよ!
気になるチケット代は、競技会よりもやや高め。
いちばん安い席で、7000円・9000円くらいから、リンク脇の席だと2万円以上しています。
開催日数が少ない割に氷を張る設営費がボーダイにかかりますし、競技会と違って照明もアナウンスなど、いろいろ経費がかかるのも事実なのです。
フィギュアスケートのアイスショー は札幌、仙台、幕張、金沢、横浜、富山、大阪、神戸など、全国で開催!
アイスショーは大きな競技会が終了する3月以降のオフシーズンに始まり、いまは2019年のアイスショーが開催真っ盛りです。
日本選手が多く出演する、国内主催のアイスショーは、プリンスアイスワールド(略称:PIW)、ファンタジー・オン・アイス(略称:FaOI)、ドリーム・オン・アイス(略称:DOI)、THE ICE、フレンズオンアイス(略称:FOI)などが主なところです。
アマチュア選手だけではなく、荒川静香さんや本田武史さん、浅田真央さん、織田信成さん…多くのプロ選手も出ますので、その演技も楽しみです。
過去(確か2012年)のアイスショーで荒川さんが「トゥーランドット」を滑ったことがあったんです。トリノ五輪で金メダルを取った、イナバウアーを日本中に知らしめたあの伝説のプログラムです。それが実際に見られるなんて!感動しましたね〜
髙橋大輔主演のアイスショー「 氷艶2019」は7月26日から。 チケット販売中です!
個人的に、いま楽しみにしているのは「氷艶2019」です。
7月26日〜28日に横浜アリーナで開催決定、チケットも発売中です。
どうして楽しみにしているかというと、2年前の前作「氷艶hyoen2017 -破沙羅-」がスペクタクルでおもしろかったんです。
「フィギュアスケートと歌舞伎のコラボレーション!?」という杞憂をこえて、松本幸四郎(当時:市川染五郎)演出で、歌舞伎的な荒唐無稽さがいかされた演目だったんですよね〜
セリフは歌舞伎役者が、戦闘シーンなどの複雑な滑りはスケーターが担当して、不自然さはすこし感じたものの、全体のバランスは悪くなかったです。
ラストシーン、巨大な龍が代々木のリンクを舞ったときのカタルシスたるや…興奮して帰宅したのを覚えてます。
Twitterでもすごく盛り上がってました(https://togetter.com/li/1112246)。
今回は、演出に宮本亜門、「アイスショー」というジャンルを超えて、フィギュアスケートと歌舞伎や演劇界とのコラボが見られそう。先日、テレビで特番があったので、さらに期待が高まってます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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