こんにちは、seenoです。
ISUチャレンジャーシリーズ「ロンバルディア杯」がイタリアでおこなわれました。日本からは友野一希(とものかずき)、樋口新葉(ひぐちわかば)の2選手が出場しました。
当ブログでは、注目の日本選手を中心に、試合結果を動画入りでわかりやすくお届けします!
友野一希(とものかずき)のロンバルディア杯は7位。首位はボーヤン・ジン
2019年9月13日~9月15日にイタリアで行われたISUチャレンジャーシリーズ「ロンバルディア杯(ロンバルディアトロフィー)」。
友野選手のショートプログラム演技です。
ジャンプで2回転倒してしまい、残念ながらショートプログラムでは、61.69点で11位となってしまいました。
全体を通してみたのは、これが初めてですが、さすがコンテンポラリーという曲と振付ですね。この振付の中にジャンプを加えてまとめていくのは、なかなか難しそうです。
でもこれを踊りこなしていくことで、他の人にはない個性が表現できそう!
フリーの「ムーラン・ルージュ」
ショートプログラムでは不調だったので、ここで巻き返しを期したいところ。
前髪をあげてぐっと大人っぽい雰囲気。
げんさんサマーカップから衣装が変更になり、情熱的な赤と黒の衣装です!
やわらかな身体の動き、友野選手がむりなく動けているように見えますね。
「ロクサーヌのタンゴ」は高橋大輔(たかはしだいすけ)選手が2005年のショートプログラムに使って、一世を風靡した曲ですが、そのロクサーヌのあとのスローパートの切ない雰囲気が友野選手にすごくあっています!
フリーの得点は141.39点で6位、合計203.08点で総合順位7位まで巻き返しました!
そして4回転サルコウのコンビネーションに成功したのも嬉しいニュース。
次の国際試合グランプリシリーズのスケートアメリカまで、滑り込んできてほしいですね。
【あわせて読みたい】友野選手の今季プログラムの振付や代表作はこちらの記事です
https://www.figure-skating-life.com/k_tomono-1161
男子シングルの順位はこちら
1位は中国のボーヤン・ジン選手。
ジャンプを得意としていて、フリーでは、4回転ルッツ、4回転サルコウ(抜けてしまって2回転サルコウに)4回転トゥループ-2回転トゥループのコンビネーション、4トゥループという、4種4回転の構成です。
樋口新葉(ひぐちわかば)のロンバルディア杯は8位に。アンナ・シェルバコワが4回転ルッツ成功して首位に!
女子シングルに出場した樋口選手。
ショートプログラム:オーストラリアの歌手シーアの『バード・セット・フリー』
振付:シェイ=リーン・ボーン氏
リズミカルな曲に、樋口選手の疾走感のあるスケートが似合いますね!
フリーは『ポエタ』 振付:マッシモ・スカリ
『ポエタ』は、フィギュアスケートではおなじみの曲。とくにトリノ五輪銀メダルのステファン・ランビエールさんが十八番とする演目でもあり、プレッシャーがありそうですね。
詩情がありながらも、中盤のフラメンコがキレよく踊れるとすてきなプロになりそう!
フリー8位の112・04点をマークし、総合164.37点で8位でした。
【あわせて読みたい】樋口選手の今季プログラムの振付や代表作はこちらの記事です
https://www.figure-skating-life.com/w_higuchi-1159
上位2人はロシアでした。今のロシア女子はほんとうに強いですね。
15歳のアンナ・シェルバコワが、4回転として最も基礎点の高い4回転ルッツに、シニアの女子選手として初めて成功しました!堂々の優勝です。
そして、ベテランのクタミシェワが一歩もひかずに2位に入っています。
おそロシア(フィギュアファンは強すぎるロシアに畏敬の念を込めてこうつぶやきます、笑)
女子シングルの順位はこちら
日本選手はふたりともミスが出てしまい、残念な結果でしたが、まだシーズンはじめの調整試合。
どんどん滑り込んでいって、グランプリシリーズでよい演技を見せてほしいですね!
グランプリシリーズの日程や出場選手の情報はこちらの記事をどうぞ。