こんにちはもりしたです~!
実は今四大陸選手権を観戦しながらこれを書いてます。いやぁ、昨日の男子は凄かったですね…。
さてさて、今回は、みなさまきっとご存知、ロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手について取り上げます。わたしも大好きな選手なので嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
メドベージェワ選手の2019年の成績は?スケートカナダからロシア杯までをチェック!
メドベージェワ選手といえばシニアデビューの2015-2016年シーズン、2016-2017年シーズン、世界のタイトルを総なめにして、無敗の女王とまで言われた伝説的な選手です。
2017ー2018年のオリンピックシーズン、平昌オリンピックでは同門のアリーナ・ザキトワ選手に敗れ、銀メダルでした。足の不調によりこの年のグランプリファイナルと世界選手権には出場していません。そしてこの年の終わりにメドベージェワ選手はロシアのエテリ・トゥトゥベリーゼコーチから、カナダのブライアン・オーサーコーチの元へ移籍しています。
翌2018ー19年シーズン、シーズン前半は不調におわり、グランプリファイナルへの出場権も逃します。続くロシアナショナルでも、台乗りは叶いませんでしたが、その後の世界選手権で、それまでの不調を忘れさせるような素晴らしいフリーを披露して、銅メダルに輝き、存在感をみせました。
そして迎えたのが、今シーズンです。
初戦のスケートカナダ、メドベージェワ選手は5位に終わりました。
フリーの得点のみならばトゥルソワ選手、紀平選手に続く3位にあたりますが、ショートプログラムでのミスが響いた結果になりました。
続くロシア杯、メドベージェワ選手はショートプログラムで1位になります。
しかし、フリースケートで、またもやトゥルソワ選手に逆転を許す形で総合で2位に入りました。
思えばオリンピック以降、メドベージェワ選手にとっては本当に大変なシーズンだったと思います。
しかしながら、我々にとって彼女はやはり伝説的なスケーターのままですし、彼女の美しい滑りをいつまででもみていたいとも思います。
ロシア杯のフリーのあと、メドベージェワ選手はこのように語っています。
「29歳になった時、どうなっているかはわからないわ。三年前でさえ、今日、ここにこいしていりことも、カナダでトレーニングしていることも想像できなかったもの。38歳になっても健康が許すなら、リンクにでていきたい。だって、スケートはわたしの人生だから。」(https://jp.sputniknews.com/figure-skating/201911166841716/)より
彼女が未だスケートへの熱意を失うことなく、長い目で物事を考えていることがわかって、ファンとしてはとても嬉しいですね。
彼女はきっと来シーズンも素敵な演技を見せてくれることでしょう。来シーズンもメドベージェワ選手から目が離せません。
メドベージェワ選手の2019年の衣装がかわいい!ショートプログラム、フリーをそれぞれ紹介!
メドベージェワ選手といえば、今期その奇抜な衣装で話題になりました!
ショートプログラムがこちら!
曲は、MUSEの「エクソジェネシス」という曲です。
珍しいパンツスタイル!細さが際立ちますね…。布がひらひらしててリンクに映えます。
そしてフリースケートはこちら!
曲は「SAYURI」です。オリンピックシーズンに宮原知子選手もフリースケートに選んでいましたね。
和風といいますか、着物っぽさを意識した襟元がものすごく特徴的で素敵ですね。
我々日本人にとってはとても嬉しい選曲でもあります!
こちらの衣装、デザイナーはあの伊藤聡美さん。羽生結弦選手をはじめとしたたくさんの日本人選手の衣装をデザインしている方です。
そしてこちらの衣装、今期大変話題にもなりました。
フィギュアスケートの衣装評論家として有名なニック・ベリオス氏も以下のように述べています。
これはお見事!この衣装の全てが大好きだ。別次元のスケートクチュールだ。
着物のようなシルエット、白い襟元、ゴージャスなスパンコールの刺繍、長めの袖、そしてなによりもゴールドの飾りのついた赤い帯。そこにディープレッドのリップスティック。(https://the-ans.jp/news/97015/)より
辛口デザイナーも大絶賛です。笑
デザイナーにクチュールとまで言わしめるのですから、プロの目から見ても芸術性の高いものなんでしょうね。
以前のメドベージェワ選手は、ふんわりとしたスカートに、襟元が大きく開いたワンピースタイプの衣装に、手袋をつけた衣装が多かったように思います。
メドベージェワ選手本人の少女っぽさというか、無邪気な感じとも愛称のよいスタイリングで、とてもよく似合っていたなぁと思います。
昨シーズンあたりから、心機一転、いろいろなタイプの曲や衣装にチャレンジしているのかなぁと思います。
あら…、大人っぽくなって…、とお母さんのような気持ちです…。
五輪の時のアンナ・カレーニナの時点で大人っぽすぎて「17歳じゃないよ…」と思いました。大人っぽい17歳が20歳になってもっと大人っぽくなってしまいました。
これからどうなっていくのか、本当に楽しみな女の子です!
メドベージェワ選手昨シーズンからコーチ交代?新コーチは羽生選手と同じブライアン・オーサーコーチ!
最初の項でも少しだけ触れましたが、メドベージェワ選手、昨シーズンからコーチを変更しました。
新しいコーチはカナダのブライアン・オーサーコーチ!
オーサーコーチは、ご本人も元々フィギュアの選手です。1984年のサラエボオリンピックと1988年のカルガリーオリンピックで銀メダルを獲得しています。
現在はコーチ業を主としており、日本の羽生結弦選手を指導しているコーチです。
おっとりした雰囲気ですごく可愛らしいかんじのおじさまです。彼が羽生選手のコーチとしてキスクラでプーさんを抱えている姿なんか、すごく和みますね。
オーサーコーチは現在メドベージェワ選手のほか、羽生結弦選手、ガブリエル・デールマン選手、ジェイソン・ブラウン選手などを指導しています。
引退した選手では、キム・ヨナ選手、ハビエル・フェルナンデス選手、アダム・リッポン選手などを指導していました。
こうしてみると、本当にそうそうたるメンツですね…。
オリンピック後のメドベージェワ選手のカナダへの移籍については、主にロシア国内からのネガティブな反応も多々見受けられました。
スケート大国ロシアの選手が、ライバル国であるカナダのコーチに指示するのは珍しいことですから、それも致し方ないのかもしれません。
しかしながら、チームブライアンの一員として新たなスタートをきり、少しづつ結果に繋げていっている彼女に対して、そのような声もだんだん小さくなっています。
数年後、彼女の選択は正しかったと誰もがいうような結果につながるための、過程が今なのではないかなと思います。来年以降も暖かく見守りたいです。
メドベージェワ選手も出場するセーラームーンアイスショー!?2020年6月に開催決定!
昨年のメドベージェワ選手といえば、昨年6月に2020年開催のセーラームーンアイスショーへの出演が発表されました。
これは初めての試みで、ですがまさか日本人選手より先にメドベージェワ選手がキャスティングされてしまうなんて。笑 流石といえば流石です。
メドベーェワ選手は本人もセーラームーン好きとして知られており、リンクの脇に連れてくるティッシュケースはセーラームーンに出てくるネコのルナちゃんです。
また、かつて日本開催の世界選手権で優勝した際、テレビのインタビューに対して「一曲いいですか?」とムーンライト伝説を披露したこともあります。
挙げ句の果てには、かつてのプログラムでセーラームーンのコスプレを披露したこともあります。
サービス精神旺盛ですね~。
この時もめちゃくちゃ可愛かっただけにアイスショーへの期待感が高まります。
個人的に、自分もセーラームーン世代の人間なので、本当に、とても楽しみです。
2020年2月現在出演が発表されているのはメドベージェワ選手のみですが、ほかに誰が出場するのか、誰が誰を演じるのかも含めて、ワクワクが止まりません!
以上エフゲニア・メドベージェワ選手について取り上げて参りましたが、如何でしょうか。
今のロシア女子はシニア一年目のフレッシュな若手が手強いので、来年以降どうなるかは全くわかりません。
しかし、本人がくりかえし述べているように、息の長い選手として、長く活動してほしいですね!
お読みいただきありがとうございました。