こんにちは。さややです。
「Japan Open 2020 (ジャパン・オープン)」は入場者数を7000人に抑えて、観客を入れて開催されることになりました!大規模なフィギュアスケート大会としては2020シーズン初めての大会になります!
ジャパンオープンフィギュア 2020出場選手はどう選ばれた?
新型コロナの影響で、海外選手のみならず、海外に拠点をおいている日本人選手も出場させることができませんので、例年と顔ぶれがかなり変わっています。
ジャパンオープンでは常連の、宇野昌磨(うのしょうま)はスイス、紀平梨花(きひらりか)、宮原知子(みやはらさとこ)はカナダ拠点なのですよね。
全日本選手権の予選である国内でのブロック大会に重なっている日程なので、選手の人選には苦労したでしょう。
坂本花織(さかもとかおり)も近畿選手権と重なってますしね〜。
世界選手権出場経験があるのは、樋口新葉くらいで、ジュニアやシニアに上がったばかりの選手もいて、タイトルどおりまさに「Challenge」を楽しむ大会となりました。
ジャパンオープン男子シングル速報、結果
本田ルーカス剛史 「007」137.99点
佐藤ひろあき 「ショスタコーヴィチ交響曲第5番」119.52点
日野龍樹「トゥルーマンショー」 120.37点
山本草太 「ドラゴン」137.97点
山本選手は、薄いグリーンにスパンコールがキラキラまぶしい衣装です!4回転はともかく、トリプルアクセルのミスが残念〜〜成功率をあげて、スピンもレベル2でした。
日野龍樹と山本草太は先週、ブロック大会に出場したばかりということで、調子がいまひとつだったよう。
解説は町田樹さんによると「毎週、競技会に出るのはありえないほど疲れる」のだそうです。
ジャパンオープン2020ネイサン・チェンのショートプログラム
ゲスト・スケーターとしてネイサン・チェンがビデオ出演しました。ネイサンは毎年ジャパンオープンに出場しているいわば常連、見られて嬉しいです。
ネイサン・チェン
「デスペラード」振付シェイ・リーン・ボーン
2020シーズンの新ショートプログラムはフラメンコ。
4回転フリップを美しく決めていて、ステップでも身体のキレがすごいです!筋肉がバネのようにしなっている力強さ。
苦手にしていたトリプルアクセルも問題なく、彼に弱点と言えるものはもうないですね。
今シーズンもネイサンは強そうです!
そして、いつも注目のネイサンの衣装!今日は白いシャツと黒のパンツというシンプルな衣装でした。
スペイン風の派手な衣装とか期待したいところではありますが、どうでしょう。
ジャパンオープン女子シングル速報、結果
浦松千聖(うらまつちさと)ジュニア 「ミス・サイゴン」95.70点
すらっと背が高くてきれいな選手ですね!清楚な雰囲気がミス・サイゴンに似合っています。夏のケガのため、先週の中部選手権では散々な出来だったそうですが、今日はきれいにまとめました。
吉田陽菜(よしだはな)ジュニア 「ツィゴイネルワイゼン」107.56点
トリプルアクセルは回転軸が外れて転倒、でも高さや回転は良かったです!テンポの速い後半のジャンプが音楽にぴったりしていて、気持ちいい〜〜15歳、笑顔がかわいい。
山下真瑚(やましたまこ)「ア・サウザンド・イヤー」126.94点
今日は4回転サルコウを回避して2回転アクセルにしました。そのぶん、プログラム全体の仕上がりが素晴らしい!120点超える高得点がでました。ガーリーな曲で山下選手の愛らしさがフルに活かせる演技でした。
先週の中部選手権では散々だったようですが、ここで巻き返して今後に繋がりますね。
横井ゆは菜(よこいゆはな)「トムとジェリー」109.57点
豊かな表情で表現力が注目される横井選手ですが、ジャンプが安定しているんですよね。燕尾服をイメージした衣装、白い手袋がかわいい。全速力が続く演技、古き良きアメリカの雰囲気が楽しいです。
川畑和愛(かわばたともえ)「夢路のテーマ」112.63点
2019年全日本選手権でジュニアながら3位表彰台にのり、一躍注目されて、今シーズンからシニアに上がりました。大人っぽい雰囲気でたおやかな腕の動き、上半身を大きく動かしながらステップを踏んでいます。パーソナルベストに近い高得点を出しました。
樋口新葉(ひぐちわかば)「ポエタ」123.01点
トリプルアクセルはステップアウトしてしまいます。ステップシークエンスの激しい動きがかっこいい。昨シーズンから継続のプログラムなので、シーズン初めとは思えない仕上がりのよさでした。
ジャパンオープン優勝はチーム・ブルー
樋口新葉、山本草太、横井ゆは菜というグランプリシリーズ出場クラスを揃えているので、ブルーが優勢だろうと思ってましたが、思わぬ僅差になりました。
男子がまだコンディションが上がっていなかったですかね〜
本田ルーカス剛史選手が1位ってどうよw
後半の女子はみんな仕上がってて100点を超えた選手が5人も。見ごたえがありました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。