こんにちは、さややです。
「家政婦のミタ」でかわいい子役だった本田望結(みゆ)ちゃんもいよいよ高校生。
姉の真凜(ほんだまりん)選手と妹の紗来(さら)選手はフィギュアスケート選手としても、日本トップクラス。望結ちゃんもスケートと女優との両立をしてきましたが、難しい年齢に差しかかっています。
当ブログでは「急にジャンプが飛べなくなって…」悩む望結に、辛抱のシーズンを経て復活した真凛だからこそのアドバイスのようすと、選手として壁にぶつかる望結ちゃんの思いをまとめました!
本田望結(みゆ)、スケートの実力は?成績は?
『家政婦のミタ』など多くのドラマ、バラエティなどに出演し、女優・タレントとしても活躍している本田望結(ほんだみゆ)選手も高校生になりました。
実は、中学生になったころ、「女優とフィギュアの両立なんてムリ」、「どちらかにするべき」との声が高くなったそうです。
本田はイベントで女優とフィギュアの両立について、「私はお芝居もスケートも大好きなので、中途半端にならないよう、あきらめずに続けていきます」と宣言。さらに「もし、どちらかを嫌いになったら、片方だけにすることは絶対にないと思います。どちらかを嫌いになったら、両方やめると最初から決めています」と発言した。(エキサイトニュース2017年11月18日 )
それに対して、きっぱりと「あきらめずに続ける」と発言した芯の強さ、スケートへの思いを貫こうとしていることを感じますね。
できるかどうかは本人が決めること、赤の他人がとやかく言うなんて。とくに中学生くらいの年齢の子どもに対して、本人の芽をつむような発言がされるのは残念ですね。
とくにこの前年の2016年、望結選手は4年連続で全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に進出。86.02点を出し、自己最高位となる6位で初入賞を果たしたあとでした。
6位といえば最終グループ。表彰台が視野に入る順位です。
2016年は姉の真凜選手が、世界ジュニア選手権で初出場なのに優勝を飾った年。その姿をみて、自分も、と強い気持ちを持ったことは想像に難くないですね。
●2017年はジュニアに移行、全日本ジュニア選手権大会で総合20位と成績はふるわず。ショートプログラムでは15位でしたが、フリーが21位と点数が伸び悩んでいます。
それからいっそうの練習を積んだことでしょう。
●2018年の全日本ジュニア選手権大会では総合12位に浮上!
ショートプログラム 9 位、フリー14 位。合計147.17点でした。
そのフリー演技、曲は「アイーダ」。
大人っぽくなりましたね。ぱっと見では、望結ちゃんと気づかないほど。タレントとしてテレビにでているときとはまったく違う顔をしています。
本田望結、スケートのコーチは?
望結さんは、関西の強豪、関西大学中・高スケート部に所属しています。
宮原知子、紀平梨花など日本トップの女子選手を指導する濱田美栄(はまだみえ)コーチ、田村岳斗(たむらやまと)コーチのもとで、スケーターとして練習に励んでいます。
本田望結、全中スケートでの悔しい結果
2020年2月12日(水)の日テレ『衝撃のアノ人に会ってみた!』で、本田望結が姉・真凜に相談する場面がありました。
本田姉妹に密着 第3️⃣弾👩🏻👩🏻👧🏻✨
本田望結の悩みをテレビ初告白…姉・真凜が本気のアドバイス‼️
12日(水)よる7時⛸✨#衝撃のアノ人に会ってみた!#衝撃のアノ人 #本田姉妹 #本田真凜 #本田望結 #本田紗来 pic.twitter.com/jbviRwof1h— 衝撃のアノ人に会ってみた!(NTV) (@anohito_ntv) February 8, 2020
その悩みとは、
望結はこの1年で身長が10センチ伸び、ジャンプが飛べなくなるなどスランプに陥っていました。
「なんとか跳べたと思っても、次の日、同じことが跳べない」という状況になったそう。
「毎日、違うところに気をつけないと」と辛そうに語る望結。そして、真剣にうなづく真凛。
「去年は急に飛べなくなった」…去年2月、全日本中学大会に出場した望結ですが、ジャンプ転倒して結果は9位。
試合後のインタビューで「ダメすぎて悔しいどころではない気持ちです。なんでだろう、本当にうまくいかないなという気持ちになっています」と涙ながらに語りました。
本田望結、身長が伸びてジャンプが…女子スケーターの壁
国内外とわず、フィギュアスケート女子選手は成長期の体型の変化(身長が伸びる、大人の女性の体型になるなど)に悩まされます。
とくにジャンプでは、体重が増えて飛距離や高さが出せなくなる、身長が伸びてバランスが変わるなど、影響が大きく出てしまうそう。
スタジオゲストの村上佳菜子(むらかみかなこ)さんも「ある日突然、自分の体じゃないみたいになる。毎日泣いて泣いてという日々が急に始まるんです」と語ります。
「重心が知らないうちに変わっているんですよ。今までと同じことに気をつけていてもそれじゃ重心が一本にならなくて、バランスが知らないうちに狂っている」
女子スケーターが体型変化に苦しむということは知っていましたが、
「ある日突然」とか、「自分でも気がつかないうちに」「昨日と同じことをしていてもダメ」というほどだとは、知りませんでした。
それまでいい成績を上げていた選手ほど、辛いでしょうね〜〜
望結も15歳、2年間で身長が16センチのびて160センチに、変化のまっただ中ですね。
「真凛は何年ぐらいで戻ったの?成長期の期間」と問いかける望結。
真凛も「1年で身長が10センチくらい伸びた時期があって」と答えます。
世界ジュニア選手権で優勝した14歳のとき、真凛の身長は148センチ、その後、16歳では163センチに。
すると、ジャンプでミスが続くようになってしまいます。
「同じことをしていても全然、自分の体じゃない感じで、一からやり直しというか、ジャンプを作り直す。すごく大変でした」と語る真凛。
涙目でうなづく望結に苦しい心中が伺えますね。
この2シーズン不調に悩まされた姉の真凜(まりん)ですが、アメリカで体を作り直し、ジャンプを見直し。
昨年の全日本選手権8位となり、復調のきざしを見せています。
本田望結がスケートと女優の二刀流にかける思いをテレビ初告白!
真凛も体型の変化に悩まされたことを聞いて涙ぐむ望結。
仕事で昼間は滑れないため、朝4時前からリンクにきて、一人でジャンプ練習をする望結。跳んだジャンプをスマホで撮影して見直しながら黙々と練習しています。
そこまでスケートに打ち込む原動力となっている望結の思いは。
「今だから言えると思うんですけど、子どものときから、真凛と紗来がどんなにがんばっても、なぜか、”望結の姉”、”望結の妹”と言われてしまう。それに申し訳ない気持ちがあって」
真凛と紗来が、自分のせいで正当に評価されていないことに苦しんでいた。
だから、「どんなに苦しくても女優とスケートを続けてきた」と初告白。
真凛は「(世間は)いろいろな声があると思うんですけど、その2つがあるからこそ望結なので、応援したい」と。
望結からは、「これから、続けるかという迷いがあったんですけど、大学生終わるまで続けると決めたので、それまで、スケートとしても結果残さなくてはなって思います」ときっぱり。
本田姉妹は芸能活動をしていたりするので華やかに見られがちですが、アスリートとして真摯に努力している姿、スランプにも向き合う姿が見られて、感激しました。
3人の中では望結ちゃんが大変な時期だと思うけど、頑張ってほしいな〜って応援する気持ちになりました。
本田望結・紗来の自宅にはトレーニング室が!
本田真凜選手は現在、スケート練習の拠点をアメリカにおいているため、3姉妹のうち、京都の自宅で暮らしているのは本田望結・紗来のふたり。
2020年7月17日(水)放送の「衝撃のアノ人に会ってみた!」では、お父さんが作った驚きのトレーニング室の様子が見られました。
本田望結選手は芸能活動をしているため、なかなかトレーニング時間が取れないことから、お父さんがガレージを改造してトレーニング設備を作ってくれたそうです。
サンドバックをうちこむ望結選手。さすが、現役アスリート、かなりの体幹・筋力ですね。
ハードワークの連続に取材陣もびっくり。
フィギュアスケート選手はほっそりしていても、氷上で体を支える筋力が発達していて、女子選手でも「腹筋が6つに割れてる」(鈴木明子さん談)そうですよ!
本田望結、スケートの才能は荒川静香が見出した!
本田望結選手と荒川静香さんとの出会いといえば、2012年1月、セレモニーで一緒に滑ったことが思い出されます。
『家政婦のミタ』で人気ものになった8歳ころですね。かわいい!
そして、エッジがしっかり倒れていて、ポーズも本当にきれいですね。
兄と姉が優秀なスケート選手という本田に、プロフィギュアスケーターの荒川静香は「浅田姉妹の次に楽しみな兄弟。女優さんじゃなくて、こっちにおいでよ」と熱烈オファー。(ORICON NEWS)
荒川さんからジャンプのアドバイスをもらえたり、とても楽しかったそう。
本田は憧れの荒川との共演を「一緒に滑らせてもらえるのがすごくうれしくて、楽しみにしていました。夢じゃないかなって思って、とても幸せです」と大喜び。
荒川は本田との練習を見て「表情豊かでジャンプもうまいし、安定したスケーティング。センスがあって将来が楽しみ」と太鼓判。(ORICON NEWS)
3歳からスケートをはじめていた望結選手、憧れの荒川さんから、「こっち(フィギュアスケート)においでよ」と言われたら、スケートをがんばろうという、モチベーションも高くなりますよね!
世界ジュニア選手権金メダリストの姉の真凜選手、国際大会で優勝し、オリンピック出場を期待される妹・紗来選手。その姉妹にはさまれる望結選手の心中たるや、いかばかりかと思いますが、3姉妹の仲は本当にいいようです。
望結ちゃんが出てくるとリンクがぱっと明るくなります。
いまがいちばんつらい時期かと思いますが、そこを乗り越えてきてほしいですね!
3姉妹がそれぞれの個性を発揮して活躍していくことを楽しみにしたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。