2024年7月にはアイスショー『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-』の上演が発表になった横浜アリーナ。
スターズオンアイス、ディズニーオンアイスなど大きなアイスショー(スケートショー)も開かれる会場です。
アイスショーの座席からの見え方はどうでしょうか?
「氷艶(ひょうえん)hyoen2019月光りの如く」に日参、
その後、すべての「氷艶」シリーズを現地で観劇、
アリーナやスタンド席、どちらも経験してきた管理人が写真入りで概説します。
この記事では横浜アリーナでのアイスショー、気になる座席からの見え方やトイレなど快適に過ごすコツをどこよりもわかりやすくします。
氷艶、横浜アリーナは座席からどう見えるのか、写真でお伝え!
「氷艶(ひょうえん)hyoen2019月光りの如く」、
「氷艶(ひょうえん)2024十字星のキセキ」観劇の際に
自席から撮影した写真と
横浜アリーナ公式サイトに掲載された写真を使って、
各座席からの見え方をわかりやすくお伝えします。
氷艶、横浜アリーナ、SA(スーパーアリーナ席)はリンクサイド
リンクサイドは「選手をとにかく近くで見たい」というディープなファン向けの席と考えてください。
高価でもあるので、初めての方は候補から外してもいいかなと思います。(リンクが近すぎて、反対側のサイドだったり全体が見づらいことがあります)
ただし、推しがいる場合は別です。
応援バナー(推しの名前やイラストを描いた布や紙、応援うちわのようなもの)もリンクからよく見えるので、見つけて笑顔を見せてくれたりしますし、肉眼でもよく見えます。
横浜アリーナの公式サイトでは、座席からステージがどう見えるのか、「パノラマギャラリー」で確認できます!
氷艶、横浜アリーナ、SS席からのリンクの見え方!
試合では審判がいるロングサイドが正面ですが、
アイスショーではショートサイドが正面になることが多いですね。
氷艶でも演出はショートサイドが正面でした。
横浜アリーナだと、E、Fエリアがショートサイドです。
東アリーナ席、E12列80番代(ショートサイド)の席からリンクを見たようすがこちらです。
アリーナ席の中ごろですが、リンクに近くて、かつ勾配がしっかりしているので、めちゃ見やすかったです!
パノラマギャラリーで見ると、ショートサイドからの見え方はこんな感じ。
スターズオンアイスはロングサイドが正面?
座席図をみると、ロングサイドにSS席がおおく配置されているので、こちらが正面でしょうか。
パノラマギャラリー、ロングサイドの席からの見え方はこちら

アリーナ席、ロングサイド
氷艶、横浜アリーナ、S席からのリンクの見え方!
新設された氷艶のS席、

氷艶S席(アリーナ後方ロングサイド席)
氷艶、横浜アリーナ、スタンド席からリンクの見え方!
横浜アリーナ、スタンド席のショートサイド(リンクの短辺側)からの見え方
ショートサイドとはスケートリンクの短辺側に位置する席です。
過去の「氷艶」ではショートサイドが舞台正面になりました。
東スタンド席、E2列120番台からリンクを見たようすがこちらです。
アリーナよりリンクは遠くなるものの、リンク全体を見渡せて照明がきれいに見えます。
スタンド席は5列目以降だと、リンクがかなり遠く見える印象です。

↑東スタンド席、E2列120番台
下の写真は1列目、リンクが近くに見えてとってもラッキー!

↑南スタンド席1列70番台
横浜アリーナ、スタンド席のロングサイド(リンクの長辺側)からの見え方
ロングサイドとは、長方形のスケートリンクの長辺側に位置する席のことです。
リンク全体が見えるので、フィギュアスケートの演技を見るにはよい席です。
過去の「氷艶」ではショートサイドが舞台正面だったので、
この席に座ると舞台を横から見る形になります。
「氷艶」はミュージカル要素が強い作品なので、
どうしても舞台正面から外れてしまうと、物語に入り込みにくいな~と感じました。
↑北スタンド5列140番台
パノラマギャラリーで見ると、ショートサイドからの見え方はこんな感じ。

スタンド席ショートサイド(いちばん遠い席)
パノラマギャラリー、ロングサイドの席からの見え方はこちら

スタンド席、ロングサイド
「アリーナ席は、ショートサイドでもスケーターがしっかり見えそう。ロングならばっちり。
そして、リンク全体も見えるから、照明もよく映えそう!」
アリーナ席、見やすいんですが、2万円越すのはキツイ~(汗)
ということがわかったので、追加の席はスタンド席で買いました。
ちなみに、横浜アリーナの椅子はクッション付きで長時間座っていても疲れにくい仕様。
冷たさも感じないのでたすかりますね!

横浜アリーナの椅子(出典:はまれぽ)
氷艶2025(横浜アリーナ)のチケット代金は?
2024年7月『氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-』のチケット代金は

「氷艶2025」座席表(公式サイトより)
席種 | |
---|---|
スーパーアリーナ(SA)席 | ¥39,000 |
SS席 | ¥26,000 |
S席 | ¥20,000 |
A席 | ¥13,000 |
ボックス席(特典付き) | ¥40,000 |
参考)「氷艶hyoen2019月光りの如く」のチケット料金(税込)
-
- スーパーアリーナ席 35,000円
- アリーナ席 23,000円
- スタンド席 9,000円

氷艶の座席表
横浜アリーナのアイスショー、おすすめの席はズバリここ!
はじめてスケートを見る方には、
予算が許すなら、SS席(アリーナ席)がだんぜん見やすいと思います!
リンクも近いし、双眼鏡を使わなくても表情が見られます。
でも、はじめて見るのに、なかなか2.6万円もはだせないわ…
というかたには、スタンド席でも楽しめますよ!
さいたまスーパーアリーナの400レベルと比べたら、ぜんぜん近いですから、安心してください(笑)
横浜アリーナのキャパ(収容人数)は?スケートショーの場合は?
公表されているキャパは、コンサートなどで使用すると、約17,000人と言われています。
(公式サイトの座席図)
1階席 センター席(薄い水色)
2階席 アリーナ席(濃い水色 A〜Fまでブロック表示がある部分)
3階席 スタンド席(濃い青)
この状態で、2階席と3階席を合計して11,000人、センター部分が約5,000人とのこと。
アイスショー(スケートショー)ではE・Fブロックのほとんどが削られますが、その場合のキャパは公表されていないので、ざっくりですが、計算してみました
・センター席は、リンクで半分以上減るとして2,000人
・アリーナ席+スタンド席は、E・Fブロック分(1/4)減ったとして、8,000人
合計10,000人くらいかな。
実績ベースで考えると「氷艶hyoen2019月光りの如く」は6公演で48,000人を動員しました。
公演数で単純に割ると、1公演8,000人収容。
ただし、初日公演は空席がありましたから、それを考慮すると、9,000人くらいかと思われます。
計算と実績から考えて、アイスショーの横浜アリーナのキャパは9,000人から10,000人くらいでしょう。
横浜アリーナのトイレはどう?製氷時間でまにあう?
アイスショーで気になるのは、休憩時間のトイレの混み具合ですよね。
ほぼ満員だった「氷艶(ひょうえん)hyoen2019月光りの如く」のときのルポしますね!
休憩は1回あり、20分でした。
これはアイスショーの標準的な製氷時間ですね。
トイレはアリーナの四隅に4箇所あるので、どの席からも近く、行きやすいです。
アリーナ席、2階の女子トイレ

横浜アリーナ2階フロア図
女子トイレですが、2階は個室が14室なので、休憩中は50mくらいの長い行列になっていました。
私は早めに行ったので大丈夫でしたが、行列の後ろの人は第2部に間に合うか、心配なくらいの行列です。
1階の女子トイレが個室数が多くてオススメ!
1階の女子トイレが広くて、個室が28室ありました!
2階のアリーナ席でも、階段に近い人は1階におりた方が早く終わりそうですね。
スタンド席、3階の女子トイレは個室が少ないです…
スタンド席のある3階は個室が7室しかありませんでした!トホホ…
行列が短くても時間がかかります。
階段で1、2階に降りてしまったほうがいいかもしれません。
横浜アリーナのコインロッカーの個数は?
遠方から来ている方、大きな荷物はコインロッカーに預けて身軽になりましょう。
横浜アリーナのコインロッカーは合計580個!すっごく充実しています。
1階(エントランス)に設置されているコインロッカー
- 小 :300円(幅357mm×奥行453mm×高さ318mm):180口
- 大A:600円(幅237mm×奥行513mm×高さ802mm):48口
- 大B:600円(幅346mm×奥行482mm×高さ774mm):8口
2階(アリーナ席階)に設置されているコインロッカー
- 小 :300円(幅357mm×奥行453mm×高さ318mm):290口
- 大A:600円(幅237mm×奥行513mm×高さ802mm):54口
氷艶、横浜アリーナ、アイスショーの服装はどうする?
横浜アリーナに関しては普通のコンサート会場と変わらない感じでした!
スケート観にきて、こんな暖かい会場は初めてです。
まわりの観客もカーディガンやストール。半袖ブラウスの人もいましたね。
<ベースとなる着ていく服>
7月の猛暑を会場へ向かうので、外では夏服ですね。
会場内ですごすときのトップスは五分袖から長袖がオススメ。
肌を冷気にさらすとじわじわ冷えてきます。
薄手のものでも半袖とは体感がちがいます。
素肌に直接トップスを着るではなく、「汗冷え」対策のインナーを着ていると重ね着効果で暖かくなります。
スタンド席ならそれほど寒さの心配はなさそうですが、
会場内は席によって寒暖差が大きいです。
暑くなったら脱げるように重ね着していくのがよさそうですね。
ボトムは、足首を覆う丈のパンツやロングスカートが、
下にレッグウォーマーをつけても隠れてしまうのでオススメ。
靴は甲をカバーするデザインの靴が、体温を逃さなくていい感じです。
<会場へ持っていくといいもの:SA席、S席前方>
リンクは氷が張られていますので、リンク近くの席は寒いこともあります。
寒いと演技に集中できませんので、ねんのため防寒着を用意されていくといいです。
・ウルトラライトダウンなど、小さくまとまる防寒用の上着
・ひざかけ
・レッグウォーマー、または靴下
・カイロ(ねんのため)
冷気が下から上がってきます。足元を温かくするのがコツ。
どれかひとつ選ぶなら、ひざかけをおススメ
<会場へ持っていくといいもの:スタンド席>
・カーディガン、ウィンドブレーカーなど、薄手の上着
・ひざかけ(薄手のストールでも)
・レッグウォーマー、または靴下
※スタンド席は劇場とおなじくらいと考えてよさそうです。念のため、足元の保温グッズを用意されるとよさそうです。
楽しいアイスショーになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント
[…] http://figure-skating-life.com/hyoen-222 […]
[…] 復帰2年目となる2019−20シーズンは主演となる「氷艶2019月光りの如く」からスタートです。氷の上で展開される源氏物語の世界、本人も強い意気込みを持って臨んでいるようです。どんな光源氏になるか、楽しみですね。 […]
[…] そのようすはこの記事で。 […]
[…] が、そもそも、「氷艶hyoen2017 -破沙羅-」は、神話の世界からはじまり、仁木弾正と義経という歌舞伎の大悪人とヒーローが時空を超えてあいまみえて戦うという、歌舞伎らしい、荒唐無稽な物語でした。 […]