こんにちは!もりしたです。みなさんはロシアのミハエル・コリヤダ選手をご存知でしょうか。2019シーズンは病気療養中でであまりその活躍を見ることはできませんが、スケート大国ロシアの誇る男子シングルの選手です!
今回はそのミハエル・コリヤダ選手選手について取り上げます。どうぞよろしくお願いします。
コリヤダ、2020年9月ロシアのテストスケートでカムバック!
新型コロナの影響で国際大会はほとんど中止になっていますが、各国の国内試合は始まっています。
ロシアの「テストスケート」にコリヤダ選手が出場、そのみごとな演技に世界中のファンが喝采を送っています!
MIKHAIL KOLYADA IS BACK!!😭😭 pic.twitter.com/oBhItJjCN4
— Spare a yuzu crumb pls🤲 (@yuuuuuzuwu) September 12, 2020
会心のガッツポーズと歓声が良演技を物語ってますね!おめでとう!
衝撃のショートプログラム映像はこちらから!
ミーシンコーチもコリヤダのテストスケート演技に歓喜!
Tedさんのコリヤダくん評が凄いんです!
ミーシンコーチは喜びに溢れています。顔には出ていませんが(笑)
今私たちが目撃したのは燦然たる輝きです。私のように人生の大半スケートばかり見てきた輩でも震えがくるほどの演技というのにはなかなかお目にかかれないのですが、これはそうでした。(続く) pic.twitter.com/hN5aPRWp4e— ウメドンumedon (@umedonguri) September 14, 2020
平昌オリンピック、フィギュアスケート男子シングルロシア代表コリヤダ!サンクトペテルブルク出身のフィギュアスケート選手です!
コリヤダ選手をご存知の方にとっては、平昌オリンピックシーズンの活躍がやはり最初に思い出されるのではないでしょうか。
コフトゥンやら数いる強敵を押し除けて、プルシェンコと共にロシア男子シングルの代表として平昌オリンピックに出場していたのが、このコリヤダ選手でした。
個人では残念ながら8位とメダルは逃しましたが、団体戦では見事銀メダリストに輝いています。
そのほかの戦績として、ロシアナショナルを2016年、17年で二連覇しています。また同シーズンの欧州選手権の銅メダリスト、2018年の世界選手権の銅メダリストでもあります。
近年ロシア人選手といえば、女子選手の活躍が凄まじいことになっています。そんななかでロシア男子だって負けていません。コリヤダ選手は、世界の舞台で結果を残せる実力のある男子シングルの選手なのです。
さて、そんなロシア男子の注目株、コリヤダ選手の演技や、今シーズンの活躍、プライベートについて、以下でまとめていきたいと思います。
ミハエル・コリヤダ選手のコーチは?武器は4回転ルッツ?
コリヤダ選手はサンクトペテルブルクのクラブに所属しています。
コーチはヴァレンティーナ・チェボタリョーワ氏です。同門のチームメイトに、スタニスラワ・コンスタンチノワ選手などがいます。
チェボタリョーワコーチはオリンピック選手を受け持つのはコリヤダ選手が初めてのはずですが、オリンピックの時の落ち着いたお母さんのような威厳がものすごく印象的でした。調べた今年60におなりになるようですが、とても若々しいのでおどろきました。きっと素敵な女性なのだろうなと、個人的に思っています。
さて、そのチェボタリョーワコーチの指導を受けるコリヤダ選手ですが、彼の最大の注目ポイントは、やはり4回転ルッツではないでしょうか。現在のフィギュアスケートにおける最高難易度のジャンプです。
みなさんに是非今一度みて頂きたいのが、オリンピックシーズンの演技。特に、2017-18シーズンのグランプリシリーズの中国杯のショートプログラムのものです。
このショートプログラムで、非常に高さのある4回転ルッツを見事に決めたコリヤダ選手は、103.13という高い得点をマークし首位に立ちます。
実はコリヤダ選手はこの前のシーズンまで、4回転ジャンプはトウループのみで戦っていました。トウループからいきなりルッツに挑戦するというのは正直珍しいのではないかと思います。
そのことについて、コリヤダ選手本人もインタビューで以下のように語っています。
今季の試合に出てみて、2種類目の4回転が必要なことはすぐにわかりました。なので11月のロシア杯が終わってすぐに、新しい4回転の練習を始めたんです。もちろん4回転サルコウもやってみましたが、4回転ルッツのほうが成功率は高かったので、こちらを試合で入れることにしました。
引用元 キャノンワールドフィギュアスケートウェブ(https://global.canon/ja/event/skating/interview/2016_2017/kolyada.html)
滑らない身からしたら、そういうものなのか…と思わず感心してしまいました。
4回転ジャンプはしっかりと決められたら高い得点を得られますが、その分、失敗すれば減点の大きい技でもあります。ハイリスクハイリターンなジャンプです。
そのような状況で、最高難易度の技を組み込んで勝負にでてくる勝負師であるところも、コリヤダ選手の魅力の1つではないでしょうか。
まさに台風の目のような存在で、見るものをハラハラドキドキさせてくれます。目が離せない選手です。
また、一点付け加えますと、個人的には、コリヤダ選手の技だけでなく、キレッキレのダンスも是非注目していただきたいポイントです。
バレエ大国ロシアの選手だけあって、バレエで鍛えられた洗練された動きで素晴らしい演技をしてくれます。
コリヤダ選手の2019年の成績は?病気による欠場?世界選手権は?
さて、そんな素晴らしい実力と実績をもったコリヤダ選手なのですが、今シーズンの試合には出場していません。
グランプリシリーズ、国内戦ともに欠場しています。
欠場の理由は、副鼻腔炎の悪化による健康上の問題のためとされています。
元々持病として慢性副鼻腔炎をもっていたようですが、今回は手術を受けるための休養のようです。
休養が発表された去年の10月の時点では、うまくいけば去年末のロシアナショナルに出場する予定だったようですが、結局こちらも欠場しています。
現在は容体は回復に向かっているようです!1月8日に練習に戻ってきたとチェボタリョーワコーチが明らかにしています。(https://m.gazeta.ru/amp/sport/news/2020/01/08/n_13896680.shtml?__twitter_impression=true)
今シーズンはもう演技をみること難しいかもしれませんが、来シーズンに、また元気な姿と素晴らしい演技を見せてほしいですね。
コリヤダ選手のプロフィール!年齢、身長、結婚と結婚相手は?
最後にコリヤダ選手のプロフィールについてまとめました。
本名はミハエル・セルゲーヴィチ・コリヤダ。
(余談ですが、ロシア人選手のファーストネームとラストネームの間に入る名前、私は今までミドルネームだと思っていたんですけが、これは父称というもので、お父さんの名前らしいです。コリヤダ選手の場所だと、セルゲーヴィチ、で、セルゲイの息子、という意味らしいです。なんだか不思議ですよね。)
話は戻りまして、コリヤダ選手、出身は、前述の通り、ロシアのサンクトペテルブルクです。
身長は167cm。
1995年2月18日生まれの、現在25歳です。(2020年1月現在)日本の羽生結弦選手らと同年代ですね。
そして、タイトルにもありますが、コリヤダ選手、なんと去年結婚しました!めでたい!
お相手はハンガリー代表のペアのフィギュアスケート選手、ダリア・ベクレミシェワ選手。
ベクレミシェワ選手はハンガリーの代表選手ですが、出身はロシアのようです。
ジュニア時代はロシア所属として試合に出ていたようで、その当時師事していたのが、コリヤダ選手とチェボタリョーワコーチだったようです。先生、きっと嬉しいでしょうね…。
ベクレミシェワ選手のInstagramを通して我々は結婚を知りましたが、とても幸せそうで大変よかったです。競技者としてはいろいろと大変な年になってしましましたが、私生活の方は幸せそうでなによりです。
以上、ロシアの男子シングルの選手である、ミハエル・コリヤダ選手について、まとめてみました!
個人的にとても楽しみに見ている選手なので、来年をとても楽しみにしています。よい年になるといいですね。
お読みいただきまして、ありがとうございました。