こんにちは、さややです。
グランプリシリーズフランス大会の中止が発表されてファンががっかりしていたところ…紀平梨花(きひらりか)選手がインスタとツイッターで新プログラムの練習映像を公開。
新プログラムを楽しみにしていたファンは大喜び。そして、ショートプログラムにはびっくりさせられました!
当ブログでは紀平選手の2020年新プログラムについてまとめました。
紀平(木平)梨花のショートプログラム!片手側転に仰天!曲は「The Fire Within」
紀平選手が自身のInstagramで2020年ショートプログラムの練習映像を公開してくれました〜
(姓は木平ではなく、紀平です)
曲は「The Fire Within」
振付はブノア・リショー
ブノアは個性的な振付でとても注目される振付師です。
2019シーズンの髙橋大輔(たかはしだいすけ)選手のフリー「ペール・グリーン・ゴースト」や坂本花織(さかもとかおり)選手のフリー「マトリックス」など、印象に残る振付が多いですね。私も大好きな振付師です。
紀平選手に振り付けるのは始めてですが、インスタ動画の冒頭からいきなり意表をつかれます!
トン、と片手をついて側転!!!
そして、フリーレッグを前方に高く上げたスパイラル。
上体を深く後ろに傾けていて、長い間この姿勢をキープしています。
か〜〜っこいい!!
昨シーズンまで、小柄でかわいらしい印象でしたが、ガラッと雰囲気が変わりましたね。
荘厳な曲ともあいまって、凄みすら感じるプログラムです!
動画はこちらから見られます。
(リンクの上から撮影しているこのカメラワーク、振付のブノアさんが撮ったのかしら。ブノアさんは自分のインスタで選手の練習映像をアップしてくれるのです)
10月18日放送の、テレ朝チャンネル2『フィギュペディア』でも、このショートプログラムが話題になっていました。
鈴木明子(すずきあきこ)さんがその驚きをこう語ります。
「なによりショートプログラムのかけら(部分映像)を見たときに、ものすごいもの作ってきたなって。
もともとの身体能力の高さ、体幹がしっかりしているところ。そして体操をやっていたということで、バランスが取れるからこそ、身体が大きく使えるということで、振付師もドンドンやらせてみたいことが増えるのかなって」
紀平選手は幼少時に体操をやっていたということで、運動会で側転を決めている姿も放送されていました。
無良崇人(むらたかひと)さんからは、ブノア振付の難しさについて。
「ブノアの振付って難しい方向のターンだったり、振付の動かし方だったりが多いので、スケーティングの伸びない選手だとスピードがドンドン落ちてきて、結果的にジャンプが飛べなくなったりする。
紀平選手の基礎的なスケーティングの技術、一歩一歩の伸びがあるからこそ、このプログラムが生きてくる」
ブノア振付って、見ているとホントにかっこいいんです。
意外な方向に動いたり、ハッとさせられることが多くて、ついついリピートして見てしまう魅力がある。
やっぱり難しいんだな〜と無良さんの話を聞いて納得しました。
ブノア振付では、高橋大輔の「Pale Green Ghosts(ベール・グリーン・ゴースト)」も、ドラマチックな音楽とスタイリッシュな振付で大好きです!
ベール・グリーン・ゴーストついついyoutubeでなんども動画を見てしまうくらい、見ていてワクワクするんですよ。
動画はこの記事から見られますのでどうぞ〜
高橋大輔、シングル最後のフリーがブノアさんでよかったと思ってます!!
紀平梨花がツイッターで公開、2020年フリーはランビエールコーチの振付!
曲は「Baby,God Bless you」
振付は、今季、師事しているステファン・ランビエールです。
赤ちゃんの幸せを祈る優しいピアノの曲。荘厳で重いショートプログラムとのメリハリも効いてていいですね〜〜
作曲者の清塚さんもリツイート!
この曲が、紀平さんのために作られたかのような気さえしてきます。
涙が出ました。
本当にありがとう。I feel like this music was made for her.
I was impressed with this performance.
With all my heartfelt gratitude to her. https://t.co/nlm900UYEq— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) October 20, 2020
優しいふわっとした感じになるのかな。
ショートプログラム、フリーともども衣装も楽しみ!!
2019シーズンは衣装がなんども変わってて、紀平選手のこだわりをすごく感じました。
衣装の変遷について、くわしくまとめた記事はこちらです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。