こんにちは、さややです。スケートシーズンですね!テレビで中継される試合を見るのもファンの楽しみ!
でも、わからないことがあると、試合を見ていてもひっかかってしまいますよね。採点ってどうやってしてるの?6分間練習って?「非公認得点ってなに??」
この記事では、フィギュアスケートのテレビ中継を楽しむために知っておきたいことを、どこよりもわかりやすくお届けします!
知っておきたい!フィギュアスケート競技会の進行ルール
フィギュアスケートの競技会は「6人が1グループ」で進行します。同じくらいの実力の選手が集められてグループになります。
順位が低い選手のグループから演技がスタートします。これが前半グループ。
後半グループの、とくに最後に演技する「最終グループ」は上位6人が集まるグループで優勝争いがかかっているため、緊張感が漂います。演技もそれまでのグループとは段違いに高くなります。
高橋選手は昨年復帰したときに「全日本選手権の最終グループに入るのが目標」と言っていましたね。(目標を上回って表彰台にのりましたが)
グループごとにレベルが違うので、「後半グループに入るのが目標」「フリーへ進むのが目標」と各選手ごとに目標(目安)にしています。
競技会の流れ
6分間練習:6人の選手が同時にリンクに入り各自おこなう直前練習
↓
一人ずつ演技をして採点され、次の選手の演技へ
↓
6人の演技が終わると、次のグループの6分間練習
↓
一人ずつ演技をして採点され、次の選手の演技へ
↓
6人の演技が終わると、製氷(20分)
これを繰り返します。
全日本選手権、シングルの場合、ショートプログラムに30人が出場するので、第1から第5グループまで。そこから上位24人がフリーに進みます。
フリーは第1から第4グループまで。ショートプログラムの順位が低い選手から6人ずつグループになります。滑る順番(滑走順)はグループ内で抽選で決めます。
フィギュアスケートの採点の仕組みがナゾ?これだけわかればOK!
フィギュアスケートはジャンプやスピン、ステップなどの要素が多く、さらに芸術性も求められるスポーツなので、採点もとっても複雑です。
テレビ中継を見ているときに、これだけはわかると楽しめるポイントを画像入りで説明した記事がこちらです。
テレビ画面に表示される技術点の見方をくわしく解説。出来栄え点、減点など解説に出てくる採点の意味も書いています。
「採点おかしくない?」とTwitterでスケートファンがまことしやかに書いていることがあります。採点の仕組みについて理解していると、その点数に納得する部分が多いものです。
ネットの声に惑わされずに競技を楽しむにはちょっと知っておくとイイですよ。
ここでは、バンクーバーオリンピックでの浅田真央さんとキム・ヨナさんの採点について解説しました。
フィギュアスケートのコーチの役割を知っておこう、こんなに大きい!
宇野選手がコーチ不在でグランプリシリーズ不振に陥ったりして、今季はフィギュアスケートのコーチの役割に関心があつまった年でしたね。
技術面での指導、メンタルの支えになるなど、他のスポーツでもコーチ(指導者)の役割は大きいですね。
さらにフィギュアスケートでは、年間を通してどう戦うか、戦略を立てていくことも大切なんです!
優秀なコーチをいいタイミングで選んだことで、荒川さんは金メダルが取れた、という記事です。
大会の中で、ライバルに勝つためにどんな演技構成にするのか、選手の年間の体調調整など、コーチが果たしている役割を知ると、シーズンを通して試合を見るのがさらにおもしろくなります。
フィギュアスケート衣装のこだわり、衣装デザイナーはだれ?
衣装は、トップ選手の場合、選手とコーチがイメージをもって衣装デザイナーに製作を依頼しています。演技のモチベーションにつながるため、選手も衣装にこだわりをもっています。
紀平選手はロシア勢との勝負をかけるNHK杯で衣装を変えてきました!今季の衣装についてくわしく書いた記事はこちらです。
羽生選手、曲は昨年から継続ですが、衣装は新調しています。そのこだわりについて書いた記事はこちらです。
男子でも美しさにこだわります!
フィギュアスケートの得点、ISU非公認ってなに?
全日本選手権2019では羽生結弦選手が110.72点を出しました!
メディアでは「非公認ながら」という言葉が踊っていますが、???ですよね。
ISU(国際スケート連盟)がジャッジを派遣して採点する大会の得点がISUの最高得点として認定されています。「世界最高得点」とふつういう場合はこのISU認定の得点になります。
全日本選手権はJSF(日本スケート連盟)が主催している試合なので、そこで出した得点はISUに公認はされないのです。しかし、ISUの採点基準にしたがって採点されているため、参考記録として扱われます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。