こんにちは、さややです。
今シーズン、「今までの自分」の殻を破るべく、リー・バーケルコーチにも師事した宮原知子(みやはらさとこ)選手。深みのある演技に注目が集まっています。
当ブログでは、宮原選手の全日本選手権と今季の軌跡を、どこよりもわかりやすくお届けします!
宮原知子、海外コーチにも指導を受ける、2019シーズンの軌跡
2019年は海外への振付や合宿にひとりで参加するなど、「自律」が目標と語っていた宮原選手。
ジャンプ改善をめざして、カナダに拠点をおくリー・バーケルコーチにも指導を受けるなど、自分の表現の幅を広げる努力をしていましたね。
成果があらわれ、表現力に豊かさがついてきていて、演技に引き込まれます。
ショートプログラムは、今までとまったくちがう、かっこよくて妖艶な雰囲気です。
成熟した大人のスケーターへと変身を遂げてきていますね!
平昌オリンピック代表までの苦難の道のりから、今シーズンのプログラム、
グランプリシリーズの成績など、この記事を読んでもらえたら、現在のすべてがわかります!
グランプリシリーズでは、中国杯2位、ロシア杯4位となり、惜しくもグランプリファイナルへ進むことはできませんでした。
そのぶん、しっかり練習できているはずで、全日本選手権女王の座を取り戻せるか、演技に注目したいですね。
初戦、USインターナショナルで優勝を飾り、いいスタートを切りました。
下の記事は、女子選手の衣装についてまとめたもので、宮原選手のショートプログラムの衣装にも触れています。
衣装は演技のイメージを左右する大事なファクターですが、今季の宮原選手の衣装はいいですよね!
黒のオールインワンで、小柄ながらスタイルの良さがひきたつ、新鮮な印象を与えてくれる衣装です。
フリーのグレーのワンピースでは一転して、女性らしい切ない雰囲気に。
メリハリがきいていて、いいと思います。
宮原知子、速報、全日本2019、ショートプログラム結果、プロトコル(得点詳細)
宮原選手、ショートプログラム70.11点で2位発進です!
冒頭の3回転ルッツ+トゥループのコンビネーションジャンプで、トゥループに回転不足(<マーク)、最後の3回転ループ回転不足(<マーク)が出てしまいました。宮原選手のジャンプは低いので、いままでも回転不足はよく取られてしました。残念。
表の1行目が得点詳細です。
(左から)順位、選手名、所属、合計得点、技術点、演技構成点、スケート技術、つなぎ、パフォーマンス、振り付け、曲の解釈、減点、#滑走順
このエキゾチックな曲、リラックスした雰囲気で滑っていて、余裕がありましたね〜。10代の頃は誰でもそうですが「ミスしないように」と硬い雰囲気で滑っていました。でも、いまは力が抜けて、演技を楽しんでいるように見えます。
これが成熟するということなんでしょうか。
勝負を離れたところで、表現する、見せることを楽しむという境地に入ってきた感じ。いいですね〜〜〜さっとん。
テレビ放送予定、日程についてはこちらの記事をどうぞ。
宮原知子、速報、全日本2019、フリー結果、プロトコル(得点詳細)
今年の全日本選手権、フリーは女子でも大波乱でしたね!
宮原選手のフリーは121.32点で6位、合計191.43点で総合4位でした。
それだけ、日本女子も実力が伯仲してきていて、少しのミスで順位が変わってくる状況になっていますね。
宇野選手が言うとおり「強い選手が勝つのではなく、勝つから強いんだ」という状況かなと。
フリー演技をみていきます。
「ミス・パーフェクト」とも呼ばれて安定感のある宮原選手に、まさかのミスが出てしまいました。
予定していたコンビネーション(連続)ができなかったという、ジャンプ構成が大きく崩れるほどのミスではないのですが。
3回転ループの予定が2回転になったり、多くのジャンプで回転不足(<マーク)が取られています。残念〜〜
宮原知子、世界選手権代表として全日本2019のエキシビション!
4位の宮原選手、今季はグランプリシリーズで表彰台にのっています。そのような実績も評価されて、世界選手権代表に選ばれました。
エキシビション「全日本フィギュア メダリストオンアイス」に出演!
「ジムノペディ」のピアノ曲に合わせて、繊細な演技を披露しました。
細やかなピアノの音と一体になったような身体の動きで、本当にきれいでした!
世界選手権での活躍に期待しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。